愛犬の食事は無添加が良い?どうドッグフードを選ぶべき?

どんなドックフードを選んだらいいのかということは、犬を飼えば誰しも考えることでしょう。ホームセンターへ行けば、安価な商品から高価な商品まで、そして動物病院でも販売されているような商品まで販売されています。インターネットで調べれば怖いことばかり書いてあって、もはや何を食べていいのかよくわからなくなってしまうのも無理がないと思います。大事な愛犬の口に毎日入るものなので、健康の基礎になるといっても過言ではありません。

ドライフードとウェットフード

ドライフードとウェットフードがありますが、そもそも『ドライフードを与えてるけど、本当はウェットフードをあげたほうがいいのかな』『どっちの方が健康にいいのか』『まだ子犬なんだけど、これからどうした方がいいか』など素朴な疑問をお持ちの方はたくさんいます。細かい商品についてはわかりませんが、基本的にちゃんとしたメーカーの商品であればどちらでも健康には問題ありません。ただ、ドライフードの方が日持ちがする上、値段的にも安価なので与えていらっしゃる方が多いように思います。ウェットフードの方が嗜好性が良いと好む犬もいますが、それもあくまでも好みの問題で、ドライフードのみで育った犬はドライフードを好むことが多いです。
ただウェットフードを与えるとドライフードほど硬くないので、あまり噛む必要がないこともあり、歯磨きをしていない同じ年齢の犬を見比べると歯垢がつきやすいイメージです。犬は唾液が多く出るほど歯垢が付きにくいのです。同じ年の、唾液が多くでる大型犬の歯を見ていただくとわかるのですが、小型犬と比べると圧倒的に歯がきれいです。これは元々の分泌量に違いがあるので仕方ないですが、噛むことによって唾液の分泌は促されるので、ドライフードはその点で一歩リードかもしれません。でもこれはしっかりと毎日歯磨きをすれば歯垢はつかず問題はないことなので、どちらを選ばれても問題ありません。(そしてドライフードを食べていても、食べている以上、歯垢が溜まり歯周病になるので歯磨きしていただくのがベストです。)
そのほか、病気によってはウェットフードをお勧めする場合もありますが、あとは好みでお選びいただければいいと思います。私は、自分の犬には基本的にドライフードのみを与えています。特にウェットフードを混ぜたり、ささみを乗せたりはしていません。一見可哀想に見えるかもしれませんが、犬の食いつきが悪い時にすぐ色々なフードを出してしまうと、犬もどんどんグルメになり、いざドライフードだけを出しても全く食べてくれないことが多くあります。特に夏になって犬も食欲が落ちるときは顕著にあり、そうやって頭を悩ませている飼い主さんを多く見てきたので、ドライフードのみです。その結果、幸いいつでも同じ食いつきで、体調も一目瞭然です。万一体調が悪くなり、何も食べない時は温めたウェットフード、ゆがいたササミも与えるという嗜好性の高いものを与えることにしています。
ドライフードをふやかして与えている人もいますが、基本的には子犬の時のみで、歯の成長に合わせて硬いドライフードにしていくことをおすすめします。噛むことは歯の生え換わりにも影響があります。歯が悪くて食べられない子でなければ、犬の噛む力から考えればドライフードはさほど硬くないですし、歯垢のことを考えても私はそのまま与えることを推奨しています。

一日の回数

ドッグフードを与える回数は成犬であれば一日に二回で問題ないでしょう。子供の時は、食べる量も少ないので回数を3回与える必要があると言われているだけです。

適切な量

適正なドッグフードの量というのは、犬が健康的な体型が保てる量なので代謝によって異なるため個体によっても、年齢によっても異なります。商品のパッケージの裏側に体重当たりの量の目安が記載されていますが、『○~○g』というように幅を持って書かれているのはそのためです。標準的な犬が、標準的な生活・運動をした時、その体重を維持することができる食事量というニュアンスなので、犬の代謝がとても低ければ正しい量を与えていても痩せることはありません。あくまでもパッケージの表記は目安として、犬の体重を量り、体型を見ながら食事量を増減しましょう。3kgの犬が4kgの目安の量のドッグフードを食べていると、じきに犬は4kgに太るので、ダイエットをしたい場合は目標とする体重の量に徐々に減らしていくイメージです。
犬の体型を客観的に評価するために獣医師に相談することも良いですし、インターネットでボディコンディションスコアという体型評価の指標を検索してみることをおすすめします。この指標は、外観から犬の肥満具合、痩せ具合を評価する目的に使うもので、飼い主さんでも簡単にできると思うので、一度自分の愛犬を客観的に評価するといいでしょう。

年齢のステージに合う食事

年齢によって犬の代謝、必要とする食べ物のバランスは変化します。それに合わせて、だいたいの食事が子犬用(1歳まで)、成犬用(1~7歳)、シニア用(7歳~)の三段階に分けられているのはそのためです。
例えば人間も40歳になれば、高校生の時に平気で食べていた食事をほしくなくなるように、その年齢に合わせた食事の方が体の調子は良いはずです。食事を変更しようかとお考えであれば、だいたいの年齢を目安として是非獣医師に相談してみましょう。

パッケージに記載のある内容で善し悪しを判断するには?

パッケージに記載のある内容では総合栄養食という表記のあるものを選ぶようにしましょう。ペットフード公正取引協議会によって定められており、『毎日の主要な食事として、犬猫に与えるための食事で、成長段階おいて健康管理ができるように理想的なバランスの含まれたもの』という定義です。基本的には水と総合栄養食を与えていれば問題がないと言われている上、パッケージにも記載がありますので、必ず確認しましょう。

ドッグフードに含まれる添加物

総合栄養食を選ぶということは理解していただけたかと思いますが、皆さん気になるのがやはり添加物だと思います。
添加物についてはっペットフード安全法によって規制されていますが、ドッグフードに含まれる添加物に関しては、インターネットでも色々な人がそれぞれ情報を発信しているので、悩まれている方も多いかもしれません。この法律では原材料関しての添加物を規制をしているものの、原材料を作る際に使用される添加物については制限がなく何が含まれているのかわからないということや、規制されている添加物の量も人間と比較すると圧倒的にゆるいということが問題視されています。添加物に関して気になる方はご自分の分かる限りで調べたり問い合わせをしていただいて、納得のいくものを購入しましょう。

手作り食

添加物がどれだけ含まれているかわからないとなると、人間が食べるように犬にも手作りの食事を与えたいと思う方もいると思います。でも、完全の手作り食をしっかりとした知識を持った上で計算をして与えるのであれば、健康に影響を与えないかもしれませんが、よかれと思って作った手作り食によって犬が体調を崩してしまうことがあります。一例としては、亜鉛や銅などのミネラルが欠乏することにより起こるジェネリックフード皮膚病という病気です。これは一重に栄養素が欠乏したことによって起こり、その他にもミネラルの加減によっては肝臓や腎臓に影響が出たり、尿路結石ができる可能性もあります。このような理由から手作り食は万人におすすめできるものではないので、ご理解いただければと思います。アレルギーがあって手作り食をお考えの場合も獣医師に相談をした上でお考えください。

無添加ドッグフード

では結局どのドッグフードを選べばいいのでしょうか。添加物も犬に対する影響はわからない、手作り食はバランスが心配ということになると、頭を抱えてしまいますが、最近は無添加のドッグフードが販売されています。総合栄養食という点も問題ないですし、何より添加物フリーであれば、犬が毎日口にしても安心です。是非一度お手にとってみてください。

犬用のおやつ

最近ではドッグフードだけでなく、おやつもたくさん売られていますが、個人的にはおやつはあげないようにしています。もともとは今飼っている犬がアレルギー体質なので、どのおやつを食べてもかゆみが出てしまうためです。与えるものは基本的に痒みが出ないものに限っており、最近はゆでたとうもろこしがとても好きなほか、かぼちゃやさつまいもは特に好んでいます。ほかは、果物(ぶどうは腎臓を悪くするので犬に与えてはいけませんが)を自分が食べる時に与える程度で、犬用のおやつは食べていません。犬用のおやつはパッケージの表示にもとくに規制がないので、低脂肪と書いてあっても、塩分控えめと書いてあっても、信用ができないと聞いたことがあります。第一普段からおやつを食べる習慣のある犬達は、仮に『健康に配慮した塩分、脂肪分が含まれていないおやつ』はおいしくないので、きっとあまり好まないでしょう。おやつの方が美味しいので、ご飯を食べずにおやつを要求する犬もいます。おやつに限らず、塩分を多く含む食事は犬の体には負担が大きく、将来的に心臓病や腎臓病になってしまう可能性が大きいです。脂肪は人間と同じ肥満の原因になります。このように添加物という観念を除いても、市販のおやつはあまり体によくありません。
でも、おやつを喜ぶ犬は何と言っても可愛いですしあげたくなるのが飼い主の気持ちかと思います。塩分、脂肪分、添加物を避けたければ、味付けをせずにササミを茹でたものを与えたりする分には問題ないかと思います。ポイントとしては味付けをせず、というところです。添加物に関しては安心できる無添加のおやつであればよいかもしれません。
このような理由で、人間が食事をしている時に犬が食べ物を欲しがっても与えないようにしましょう。日頃の習慣で愛犬の病気を予防できるのです。

以上のことを含め、もし犬の食事に関して気になることがあれば、かかりつけの獣医師に気軽に相談してみることをおすすめします。

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